野球のピッチャーが160kmの速球を投げられるからといって、ずっと160kmの速球ばかり投げていたらバッターに打たれてしまいます。
この場合はわざと遅い球を投げればバッターに打たれにくくなります。
また、遅い球を投げた後の160kmの速球は更に速く見えます
撮影会で笑顔が魅力的だからといって、ずっと笑顔ではカメラマンに飽きられてしまいます。
この場合わざと真顔を入れることで変化をつけてカメラマンの撮影意欲をコントロールします。
真顔の後の笑顔は更に輝いて見えます。
前回、トム・ソーヤ―のペンキ塗りの話をしました。
トム・ソーヤ―のペンキ塗りは基本だけど、ずっと笑顔だったら子供が遊んでいるように見えるよ。
笑顔は最低でも3種類は欲しい。
それに真顔を組み合わせて、ポージングも合わせて、雰囲気を変えていく。
これをゲインロス効果といいます。
せっかく団体撮影会に出演しているのだから、つまりカメラマンは複数いるのだから、
ゲインロス効果を使って、複数いるカメラマン全員の撮影意欲をコントロールしましょう。
ゲインロス効果を使ってカメラマンの撮影意欲をコントロールする