有限会社ビューイット

ビューイット撮影会の代表が撮影会の合間に撮影した画像を掲載しています。
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2013年3月24日  東城ナナ・加藤美雨撮影会   前へ  上へ  後ろへ

東城ナナ  加藤美雨


参加カメラマン  個人撮影各1名  1部10名  2部10名  個人撮影各1名

外部リンク:撮影されたカメラマンのブログが別のタブで表示されます。

FWさん


別の会場で1対3の少人数制撮影会を開催する予定でした。モデルは東城ナナさんです。
寒桜と寒緋桜を利用した撮影会で、1年前から僕が楽しみにしていた撮影会でした。
その後、4月7日に台場で桜(ソメイヨシノ)を利用した東城ナナさんの出演で開催する予定だったのです。

ところが、今年は桜の開花が早くて、東京では3月24日に満開という予報が出ました。
ナナさんから「4月7日では遅すぎるから3月24日に台場で桜を利用した撮影会をやりたい」という連絡がありました。
悩んだ末、会場の変更を決定しました。

理由は、 1.昨年は雨によりナナさんは台場での桜を利用した撮影会を出来なかったこと。それからナナさんは引退を控えていること。
2.同じく3月31日に出演できなくなった加藤美雨さんから出演を希望されたこと。
3.通路が狭いなどの理由でモデル1人が望ましい会場もあるけど、台場のように広く使える会場はモデル2人で開催したいこと。
4.最初に予定していた会場は寒桜が咲き終わり、ソメイヨシノの開花には少し早いと僕が考えたこと。
5.情報化社会においてはビューイットのサイトとモデルのブログだけでは宣伝効果が弱いこと。カメラマンのブログが重要な要素になる。カメラマンの定員が多くして1人でも多くブログで宣伝してくれるカメラマンを確保したいこと。

こういう理由で会場の変更を決定して、管理事務所の許可も取ったのですが、その後、管理事務所から予想外の連絡がありました。
「当日は青海南埠頭公園で大規模なコスプレイベントがあるけど大丈夫ですか?」

外出中だったので、その場では大丈夫ですと応えた。
青海南埠頭公園で撮影が困難なら反対側の滝の広場公園での撮影時間を長くすれば済むと考えたのです。
ところが家に帰ってインターネットで調べてみると、確かにコスプレイベントがあるようだが、青海南埠頭公園だけではなくて滝の広場公園も会場に指定されている。
それで、管理事務所に問い合わせると、滝の広場公園もコスプレイベントの会場に含まれているという返事だった。

既にサイトでは「桜を利用した撮影会」と告知してある。すでに何人か申込が入っている。
他にモデル2人で開催できる「桜が咲いている会場」がない。
というわけで、会場の変更をすることなく実行することにしました。

これで2週連続で僕は悩むことになりました。
前回は、タクシーでの移動を伴う撮影会だったので、2部開始時間に間に合わなくて2部から参加のカメラマンを怒らせてしまうのではないか?
今回は、コスプレイベントで撮影がやりにくくて、カメラマン達を怒らせてしまうのではないか?

当日は13時ぐらいから雨の予報でした。
雨が降る前に1部だけでも終わらせたいという理由で1部前の個人撮影に参加のカメラマンに頼んで1部の開催時間を1時間から45分に変更してもらい、1部開始時間を15分早めました。
1部は別会場でした。ここが素晴らしい状態だったということで15分短縮したことに申し訳ながないという気持ちになりました。

1部集合場所に着いた時点では参加カメラマンは9名だったのですが、別の撮影会に向かう途中のカメラマンがビューイット撮影会に参加してくれたお陰で満員御礼になりました。
今日はコスプレイベントのほかに大規模な撮影会が開催されているのです。

いつもは閑散とした集合場所の駅がコスプレイベントに参加するコスプレイヤーたちでいっぱいでした。女性ばかりです。
コスプレイベントの開始時間が10時30分、それから着替えをして出てくるまでに1時間程度はかかる。
それまでにどれくらい撮影できるか?

満開の桜の中、1部が予定通りに始まりました。とても順調です。
コスプレイヤーの姿も見えましたが、1組3人だけなので邪魔にはなりません。
意外なことにナナさんは丸いオブジェの中に入ったことがなくて、ずっと入りたいと思っていたそうです。
初めて丸いオブジェの中に入れて喜んでいました。
桜を利用した撮影では美雨さんが良いアイデアを出してくれました。
雑誌のコンテストに応募すれば入選できそうなアイデアです。

その後、ロッテリアに入って休憩する予定でしたが、春休み期間中と言うこともあり満員で入れません。
外での休憩ができたのですが、寒さを考えると避けたい。
というわけで、昼食の時間を早めることにしました。
これには理由があって、 ロッテリア前の広場を利用したいけど、コスプレイベントのサイトには青海南埠頭公園と滝の広場公園しか書いていなかったので、ここではコスプレイベントは開かれないから、1番最後でも大丈夫だろう。
それからコスプレイベント以外にも大規模な撮影会(fotojyo)が開かれているので12時過ぎではレストランに入れないかもしれない。それなら早めに昼食を摂ろう。
これは正解だったと思います。
レストランに入った時点では他に誰もいなかったのですが、その後続々と人が入ってきて、いつもは空いているレストランが満員になりました。
fotojyo撮影会の前半が終わったためです。
何人か知り合いのカメラマンを見つけたので状況を尋ねてみると、コスプレイベントの中でもfotojyo撮影会は開催できているようでした。
モデルやカメラマンが食事をしている間に僕は青海南埠頭公園を下見しました。
ジグザグの橋がある辺りでは何人ものコスプレイヤーがいるのですが、それ以外は空いていました。
まだ12時前です。コスプレイヤーたちは着替えに時間がかかっているようです。
レストランに戻り、青海南埠頭公園は思ったよりも空いているため、予定通りに青海南埠頭公園に移動すると伝えました。
その後、実際に青海南埠頭公園に辿り着いたのは30分後ぐらいなのですが、下見をしたときよりもずっとコスプレイヤーたちが増えていました。

コスプレイヤーたちは赤やピンクの鬘を被っているのです。
だから普通の人よりも目立ちます。背景にコスプレイヤーがいると髪の色が目立ってしまうのです。
もうひとつ、普通の人と違うのは、コスプレイヤーの間に「背景処理」という概念がない、或いは乏しいということです。
だからどいてくれない。
それで撮影に苦労しました。

撮影ポイントが豊富な会場です。
ピンク色のハナカイドウが中程度の撮影ポイントだとしたら、その先にあるユキヤナギは重要な撮影ポイントになります。
僕がナナさんについてハナカイドウで撮影をした後、一気に移動してユキヤナギがある場所を確保して撮影をしました。
そのまま撮影を続け、美雨さんが到着をしたらユキヤナギの場所を譲り渡して、次の場所へ移動する予定でした。
この次の場所が1番重要な撮影ポイントで、桜が低い位置に咲いているのです。つまり座った状態で桜を利用した撮影が出来る。
ところが美雨さんを撮影しているカメラマン達がなかなか来ない。
電話で呼び出そうかどうか迷っている間に、1番重要な撮影ポイントをコスプレイヤー達に撮られてしまいました。
こうなるとコスプレイヤーたちはなかなかどかない。

仕方がなく柳(小程度の撮影ポイント、省略することが多い)を利用した撮影で時間を潰したのですが、コスプレイヤーたちがどかないので1番重要な撮影ポイントでの撮影を諦めて移動しました。
この先にもいくつもの撮影ポイントがあるのですが、コスプレイヤーが多くて使えません。
奇跡的に空いていた岩に座って桜と一緒に撮影できる場所で美雨さんの撮影を開始、ナナさんの撮影場所に困ったのですが、ユキヤナギを利用することにしました。
ただユキヤナギは先ほども利用したばかりです。長時間利用できません。
僕だけ1番重要な撮影ポイントに戻ってみると空いていたので、スタッフに電話をして美雨さんに移動してもらいました。
ナナさんは利用できなかったのですが、美雨さんだけでも利用できたので良しとしましょう。

青海南埠頭公園での撮影が困難になってきたので、ロッテリア前の広場に移動を始めました。
既に滝の広場公園はコスプレイヤーたちで一杯でした。
ロッテリア前の広場はコスプレイベントのサイトには会場に指定されていなかったので空いていると考えていたのですが、こちらにもコスプレイヤーたちが大勢いました。
チューリップが背の低い花でよかったです。

この記事の中に「滝の広場公園」という名称が度々出てきますが、滝の広場公園と言うのは俗称であって、本来はシンボルプロムナード公園の一部です。
コスプレイベントの主催団体もシンボルプロムナード公園と青海南埠頭公園で撮影利用申請を取っていたと考えられます。
だからロッテリア前の広場でコスプレイベントが開かれていても文句を言うことができません。
後ほど管理事務所の話を聞いたところによると、コスプレイベント団体の申込ははやく、月の初日に翌月のコスプレイベント利用申請が来るそうです。
先に撮影会の利用申請があって、「どうしてもコスプレイベントを開いて欲しくない」と言われればコスプレイベントを認めないけど、そうでなければコスプレイベントを認めざるを得ないということでした。