有限会社ビューイット

ビューイット撮影会の代表が撮影会の合間に撮影した画像を掲載しています。
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2012年3月11日 柚木美織誕生月撮影会   前へ  上へ  後ろへ

柚木美織   櫻和恵


参加者  1部10名(満員御礼)  2部9名  パーティ7名(各部定員10名)


鎌倉で着物を着たいという柚木美織さんの願いを適えたかったのですが、なにぶん鎌倉は遠く土地勘もないため諦めました。
結局昨年と同じ会場での開催に決まったのですが、告知が遅れた分カメラマンが集まるか不安でした。
幸い1週間前には1部が定員に達し、キャンセル待ちまで発生しました。
1部に参加できなかったカメラマンに対して2部のみに参加しませんかと連絡をしたのですが、遠くから来られている方なので帰りの都合があり参加してもらえませんでした。
前日にも櫻和恵さんの撮影会がビューイット以外であり、それに参加して東京に1泊して翌日のビューイット撮影会に1部のみ参加したかったようです。
ところが前日遅くに参加予定のカメラマンからキャンセルの連絡がありましたが、そのカメラマンが予定を変更して東京に泊まらずに帰ってしまったため1部は9名での開催となりました。

東京では2月の上旬から各地で梅祭りが開催されています。
しかし今年は寒いためか梅の開花が遅れ、少ししか咲いていません。河津桜に関しては全く咲いていません。椿も咲いていません。
撮影ポイントが大幅に減ったにもかかわらず、十分に楽しい雰囲気になったのは、柚木美織さん、櫻和恵さんの頑張りのおかげです。

本当は撮影開始前にリハーサルをする予定でしたが時間がありませんでした。
着物の撮影会の場合はもっと早く集合しなければいけません。
懇意にしている着付師さんがモデル2人の着付をしている間、僕とスタッフで会場の下見をしました。
河津桜が咲いている場所から撮影を始めようと考えていたのですが、予想通り咲いていません。
この場所は暖かいと人出が多くなるのですが、今日は寒いので午後からでも撮影できそうです。
というわけで大幅に撮影コースを変えました。

1部開始時間直前に着付が終わり、予定通りの時間に1部が開始しました。
美織さんはピンクの着物に紺の袴、櫻和恵さんは紫の着物に紺の袴です。この紫の袴は昨年購入したのですが実際に来てもらうのは今回が初めてです。
着物と袴が同系色ですが、櫻和恵さんが着るととても上品で可愛く見えます。
美織さんはピンクの着物に紺の袴、当然可愛いです。
櫻和恵さんは門のところから撮影スタート、美織さんはその先の階段がある場所から撮影スタート、僕が美織さんについて先導、櫻和恵さんが後を追いかける形で進行します。
枝垂れ梅を利用して撮影、しかしまだ3分程度しか咲いていません。
他の梅も同じような感じです(それでも2日前に下見をしたときよりはずっと花が増えていました)。
というわけで別の撮影ポイントを見つけなければいけません。
僕が考えたのは境内を利用した撮影でした。
苦し紛れの提案でしたが、これが思ったよりも受けました。
距離が離れているのでレフの効きが今ひとつでしたが、思ったよりも長く撮影しました。
ふと櫻和恵さんの方が心配になって観に行ったのですが、戻ってみると同じ境内で座る場所を変えて撮影が継続していました。
同じ場所にずっとしていないで、適度に場所を変えるのはとても良いことです。
続いて門へ移動して撮影。背景にある梅はまだあまり咲いていないのですが、適度にぼかして撮ると満開のように写ります。

こうして1部前半が終了。
東屋で休憩をとった後、今度は僕が櫻和恵さんにつきました。

東屋には着物が似合います。この場所は着物撮影会では人気の場所です。
しかし2人同時に出演は出来ません。
1人が東屋で撮影されている間は、もう1人のモデルはどこで撮影されるか悩む場所です。
当日の下見をして、もしかしたらカメラマンに受け入れられるのではないかと思った笹が咲いている場所に案内しました。
立って撮影するには難しいけど、しゃがみで撮影すると笹の深緑色が着物によく合います。幸い好評でした。
ただ太陽が回りすぎていて斜光気味になっていました。
カメラマン達は斜光にならない場所から撮影できましたが、僕はレフを持っている関係で回り込めません。
結局3枚撮影して3枚とも失敗しました。

こうして順調に進行しました。
こうなると欲が出てきます。
今まで撮影に利用した梅は全部が白でした。赤やピンクの梅は皮の近くに行かなければ咲いていません。
というわけで川の近くに移動して少しだけ撮影して終了。
赤やピンクの梅、黄色い蝋梅があり華やかな雰囲気です。
私服に着替えず着物のままレストランに入り、2部の最初だけ着物で撮影をすることにしました。

昼食後2部の開始です。
レストランが満席ですぐに昼食を取れなかったので、開始が予定よりも遅れました。
1部終わりに利用した梅林周辺で少し撮影した後、後半は私服に着替えての撮影となりました。
ベンチを利用した美織さんの撮影をしていたときのことです。
少し離れた場所にVの字のような杉の木がありました。
僕は「この木は撮影に使えるのではないか?」と思っているとき、美織さんは言いました。
「あの木のところで撮影されたい」

早速移動して撮影再開、それでこの場所がとても良いのです。
美織さんが次々とアイデアを出してくれたので盛り上がりました。
こういうモデルはカメラマンの人気が出ます。
最後は(本来はメインとなるはずだった)まだ蕾の河津桜を利用した撮影で終了しました。

この後はフランス料理店に移動して誕生パーティで本日の撮影会を無事に終了しました。