まず、やってはいけない立ち方を説明します。
(ポーズの説明用に奈津野聖さんに協力してもらいました)
棒立ちと呼ばれるポーズです。
何の工夫も見られないし、体全体が正面を向いているので平面的な画像になってしまいます。
もっとも基本の立ち方=モデル立ち(真面目でおしとやかな印象)
棒立ちの状態から、どちらかの脚を半歩前に出します。この時に前足は真っ直ぐ、後ろ足は斜め45°外側に向き、前足の延長線上に後ろ足の踵が来るようになります。
重心は後ろ足にかかるため、後ろ脚は真っ直ぐに立ち、前脚は斜めになります。
こうすることで、後ろ脚が前脚に半分隠れ、また前脚が斜めになることで、脚が細く長く見えるという効果があります。
体全体が斜めになることで、ウエストが細く、バストアップするという効果もあります。
スタイルが良くなり、体の線が綺麗に見え、おしとやかな印象になるので、このポーズから始めることが多いです。
レースクイーン立ち(明るく元気な印象)
別名λ(ラムダ)立ちです。
両足を肩幅より少し大きく開け、どちらかの脚に重心をかけます。腰を貼るようにして立ちます。
手は腰に当てても、顔の近くにもっていっても構いません。
ダメな振り向きポーズ
素人に振り向きポーズをやらせると、開いた両足の中心に重心を持ってきます。そうするとお腹が一番前になりスタイルが悪くなります。
正しい振り向きポーズ
前脚に重心を持ってきましょう。前脚は真っ直ぐ、後ろ足は斜めになります。胸が1番前になりスタイルが良く見えます。
典型的な振り向きポーズを載せておきます。お腹ではなくて、胸が1番前に来ていることに注目してください。
![]() |
![]() |
![]() |
以上の3つが基本の立ち方です。
続いて、基本の立ち方の変形を説明します。