有限会社ビューイット

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モデル用教育ページ 目次

人気が出るために必要なことについて、私は下記の通りに考えています。

1.ライバルと差別化を図り希少価値を高める(差別化戦略)
2.顧客の要求に合ったサービスを提供する(マーケットイン)
3.他人に宣伝してもらう(ウインザー効果)

1.ライバルと差別化を図り希少価値を高める(差別化戦略)

顧客満足度=実際に得た感動-事前に予想した感動

店で買った総菜が予想以上に美味しかった。感動した。
翌日同じ店に行って同じ総菜を買って食べた。さて1回目と同じ感動を味わうことができたでしょうか?
たぶん1回目ほど感動できなかったと思います。
それは事前に総菜のおいしさを予想できたからです。
それでは10日間毎日同じ総菜を食べられますか?
たぶん食べられないと思います。
事前に総菜の味がわかっているので感動しない。飽きてしまうからです。
これは映画、小説、漫画にも当てはまります。

今は「カメラマンの指示通りに動いて作品作りに協力します」←誰でもできる
という素人モデルがたくさんいてSNSで「1時間2000円」「交通費のみ」でカメラマンを募集しています。
素人モデルと同じことをしたら価格競争で負けるよ。

カメラマンはモデルが指示通りに動くのを当たり前だと思っています。
だからカメラマンの指示通りにモデルが動いた場合の顧客満足度は0です。
個人撮影会ではモデルの方からはっきりと「この場所素敵!ここで撮影されたい」と提案しましょう。
あるいは、「こういうポーズはどうですか?」と提案しましょう。
カメラマンの予想を上回る提案をモデルがすれば顧客満足度はプラスになります。
団体撮影会ではカメラマン達の予想を上回るパフォーマンスを提供してください。
そうすれば顧客満足度はプラスになります。
カメラマンの予想を上回るパフォーマンスを提供して素人モデルとはレベルの違いを見せつけましょう。

2.顧客の要求に合ったサービスを提供する(マーケットイン)

20歳の会社員なら職場で下っ端でしょう。上司や先輩から指示されたり指導されることが多いと思います。
そういう人なら休日にお金を払って他人に指示を出したい、指導したいと考えるでしょう。
だけど20歳の会社員はビューイット撮影会には参加しません。
ビューイット撮影会に参加するのは40歳50歳の会社員です。
その人たちは職場で部下や後輩がいて、指示を出したり指導したりする立場です。
普段は職場でお金をもらって部下や後輩に指示を出したり指導したりする立場の人が休日にお金を払って同じことをしたいとは思いません。
そもそもモデルに指示を出したい人は団体撮影会に参加しません。
またモデルと2人きりでお喋り(デート)をしたい人も団体撮影会には参加しません。
ビューイット撮影会の団体撮影会に参加するカメラマンは
「好きなモデルのパフォーマンスを観たい人」それから「好きなモデルのパフォーマンスに反応して撮影したい人」です。
スポーツイベントやコンサートや演劇と同じだと思ってください。

モデルからよく言われます。
「ビューイット撮影会に参加するカメラマン同士は仲が良いね」
「でも撮影時間中はほとんど喋らないし、喋っても5秒で終わってしまうね」
「ポートレートに詳しいし、上手な人が多いけど、まったく指示を出さないね」
それはビューイット撮影会が
スポーツイベントやコンサートや演劇と同じだからです。
だからビューイット撮影会に出演するモデルはプロスポーツ選手や歌手や役者になったつもりでパフォーマンスを披露してください。
ビューイット撮影会の主役はモデルです。カメラマンは単なる観客です。

3.他人に宣伝してもらう(ウインザー効果)

業者が商品を褒めるのは当たり前、それよりも商品を購入した人のレビューの方が信用できる。
そのレビューに当たるのがカメラマンのSNSです。
撮影会がモデルを褒めるのは当たり前、それよりも実際にモデルを撮影してくれた人の評価の方が信用できる。
だから「モデルの魅力的なポートレートをSNSに載せて、モデルのことを褒めてくれるカメラマン」が最優先です。
人気があるモデルはウインザー効果が高いカメラマンを複数ファンにしています。

モデルごとに説明します。

吉村明日香