要点1.『幅広い年齢の人々に受け入れられる無難な服装を選ぶ』
要点2.『様々な立場の人に見ることができる服装を選ぶ』
以前僕がプロダクションに所属していた頃に受けた教育で言われたことです。
クライアントはクライアントなりのイメージを持っているから、色々なイメージに対応できる服装でオーディションを受けてください。
つまり暴走族が着るような特攻服、水商売の女性が着るようなヒョウ柄のワンピースなどは特定のイメージが強すぎて避けたほうが良いということです。
オーディションあるいは書類選考の宣材写真にはクライアントの意向に沿う汎用性がある服装で臨む必要があるということです。
参考にするのは、電気店に置いてある白物家電=冷蔵庫や洗濯機のカタログに掲載されているモデルが着ている服装です。
老若男女様々な人を対象に販売される冷蔵庫や洗濯機のカタログに掲載されているのは、幅広い人々に受け入れられやすい服装なのです。
要点3.『30歳以上のの男性に好まれる服装を選ぶ』
撮影会に参加するカメラマンは30歳以上の男性です。
その人たちに受け入れられやすい服装及び髪型及び化粧を選ぶということです。
ティーンズ誌に載っている服装や髪形や化粧が40代50代の男性に好まれるとは限りません。
それから、30催場のの男性に馴染みが薄い(彼らが若いころはなかった)服装、たとえばレギンスなどは避けた方が無難です。
要点4.『顔と体型がわかりやすい服を選ぶ』
要点5.『綺麗に撮られるために明るい色彩のシンプルな服を選ぶ』
ビューイット撮影会を観ていてわかるのは、カメラマンの撮影距離が離れているということです。
顔のアップばかりを撮影して喜ぶようなカメラマンはビューイット撮影会には参加しません。
顔を綺麗に撮るのは当然で、スタイルも良く撮ろうとします。
だから
そのために、綺麗に撮られる服装や背景を選んでください。
背景(環境)は私(藤岡)が選ぶので、皆さんは綺麗に撮られる服装を選んでください。
具体的に言うと、明るい色彩の服装を選んでください。
黒や灰色や茶色は避けた方が無難です。
また、装飾がゴチャゴチャと付いた服、写真やイラストなどが入った服は、モデルよりも服が目立ってしまうので避けてください。
明るい色彩の無地の服が一番無難です。
※市場の最大を占めるのは「普通の人」です。普通の人の中での上級クラスを目指してください。
※服装よりもポージングの話になってしまうけど、2014年にはやっている「虫歯ポーズ」は止めてくださいね。
顔の輪郭を隠すポーズなので顔がわかりにくくなるし、必ずしも40代50代の男性に受けるポーズではないし、それに肩が上がりやすく、首が隠れやすいポーズなので却って顔が大きく見えます。