有限会社ビューイット

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3.ビューイット撮影会のモデル

     
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3-2 東大の入試問題

大学受験の場合は大学ごとに入試問題の傾向があって学校の授業は関係ない。
そして入試問題は大学ごとに特徴があって、その特徴は年数がたっても変化しない。
これは入試問題を作る人の立場に立って考えればわかる。
あなたが入試問題を作るときはどうしますか?
過去の入試問題を参考にする。そうですよね?
(25歳ぐらいで読んだ本に書いてありました)

有名な例を出しておく。東京大学の入試問題の話だ。
私は高校2年の春休みに東京大学の入試問題の英語と世界史に挑戦したことがある。

【東京大学の入試問題の英語の1問目は大意要約問題】

東京大学の入試問題の英語の1問目は大意要約問題です。
これは私が高校生の時も現在も変わりません。
来年の東京大学の入試問題の英語の1問目は大意要約問題で間違いありません。
2年後、3年後、5年後、10年後も大意要約問題が出題されると思う。

英語の長文を日本語に訳す問題なら誰でもやったことがあって慣れている。
だけど訳した日本語を要約する問題をやったことがある人は少ないと思う。
貴方はどうですか?高校の授業やテストで大意要約問題が出題されていないと思う。
(貴方が東京大学受験を目指す東大特進コースにいたなら話は別)
私もやったことがないから私が解こうとすると問題用紙の余白に全文和訳した日本語の文章を書き出す。
そして書き抱いた日本語の文章を要約することになる。これだと時間的に間に合わない。
大意要約問題を解いたことがない私に「和訳しながら要約する」なんてできるわけがない。

貴方が東大を受験するのならどうしますか?
考え方が2つある。

1.高校の授業や教科書に載っていないから大意要約問題の勉強をしない。
ダメでしょ。ぶっつけ本番で大意要約問題を解けない。

2.高校の授業や教科書に載っていないけど入試問題の英語の1問目が大意要約問題なので、大意要約問題を解く練習をします。
こっちの方が正しいでしょ。

貴方(受験生)が勉強したことに合わせて志望校が入試問題を作るのではない
志望校の入試問題に合わせて貴方(受験生)が勉強するのです。

それは他の大学入試も仕事も同じです。