広告モデルがほしいクライアントも様々で、「元気で活発なモデルを起用したい」と考えている人もいれば、「大人しい癒し系のモデルを起用したい」と考えている人もいます。
これは、撮影会に参加するカメラマンも同じです。
その両方に対応できる服装を選び、あとは表情やポージングで雰囲気を変えてください。
なお、「頭が悪そうなモデル」「下品なモデル」「陰気なモデル」はクライアントからもカメラマンからも求められていないので対応する必要はありません。
それでは具体的にどのような服装がダメか説明します。
・豹柄などアニマル系の柄
この場合は水商売系の職業の女性を連想させ、頭が悪そうに見えてしまいます。
どんなに知的な表情をしてもダメです。
・オーバーオール
子供っぽい印象を与えてしまいます。
子供っぽい女性が好きな男性には良いけど、大人っぽい女性が好きな男性、色っぽい女性が好きな男性には向きません。
どんなに大人っぽい表情をしてもダメです。
・キャラクターをあしらった服
ミッキーマウスやスヌーピーなどのイラストや写真が描かれている服は、そのキャラクターが目立ちすぎてしまい、モデル自身が見えなくなってしまう。
また子供っぽい女性が好きな男性にはいいけど、それ以外の男性には好まれません。
・ダウンジャケット
簡単に言うと色気がないので避けてください。土方が着るようなコートも避けてください。
クライアントもカメラマンも30代以上のサラリーマンなのですから、彼らの好みに合わせてください。
なお寒い時はジーンズでも構いません。現在の30代以上の男性にとっても馴染みがある服装だからです。
目指すのは、
「同じ職場にいてくれたら嬉しい明るく元気で可愛らしいOL」
「結婚したらよい奥さんになるだろうなと思わせる良妻賢母型の女性」
「テレビのニュース番組が似合いそうだなと思わせる知的で育ちのよさを感じさせる」服装です。
また、キャミソール+ショートパンツまたはミニスカートなど服も人気があります。あくまでも清楚で真面目な女子学生あるいはOLが自宅でくつろいでいるイメージでお願いします。
違和感を感じる人もいるかもしれませんが、それが人気モデルになる1番手っ取り早いやり方です。
「清楚で育ちが良さそうなお嬢さん」を演じていてください。
次は色彩に関する話です。