有限会社ビューイット

ビューイット撮影会の代表が撮影会の合間に撮影した画像を掲載しています。
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5月19日南雲みる・藤川絵梨華撮影会   前へ  上へ  後ろへ


南雲みる  藤川絵梨華




参加カメラマン  団体1部9名、団体2部8名(定員10名)、個人撮影は75分×2各1名

外部リンク:撮影されたカメラマンのブログが別のタブで表示されます。
合わせ・総合 くろすけさん ふぁーむさん
南雲みる くろすけさん ふぁーむさん ナビッスさん RYO36さん
よっしーさん よっしーさん
藤川絵梨華 RYO36さん よっしーさん くろすけさん ナビッスさん
くろすけさん
前田麻美 ふぁーむさん ナビッスさん よっしーさん RYO36さん ふぁーむさん


僕だけではなくて、皆さんも多分同じだと思うのですが、
通信販売で物を買うときは、レビューを重視します。
他の人を連れていくレストラン選びで食べログなどのサイトを見るときもレビューを重視します。
業者が自分の商品を褒めるのは当たり前なので、消費者の感想の方が重要なのです。
これを心理学では「ウインザー効果」と言います。

撮影会も同じで、ビューイット撮影会で所属モデルを褒めるよりも、撮影会に参加したカメラマンがモデルを褒めたほうが効果が高い。
だから僕は撮影会の最中はあまり撮影したくない。
それよりもカメラマンが良いポートレートを撮影してくれる環境づくりを優先したい。
ただ、「撮影会中はスタッフは撮影しません」と宣言してしまうとカメラマンが集まらなかった場合やモデルごとに人気が偏った場合に困る。
例えばモデル2名カメラマン定員10名に対してカメラマンが4名しか集まらなかった場合は僕も撮影しないと間が持たない。
あるいはモデル2名に対してカメラマンが10名集まっても、片方のモデルに人気が集中した場合は、人気がない方のモデルを僕が撮影しなければいけない。

今回は南雲みるさんと藤川絵梨華さんの共演で団体1部は9名、団体2部は8名のカメラマンが集まりました。
2人とも人気モデルだから団体1部については僕は撮影しなくても大丈夫だろう。団体2部で少し撮影すればいいやという気持ちでいました。
前回の2人の共演は5月2日で、この時は予想外の雨でした。
天気予報では降水確率20パーセント以下だったのに午前中は本格的な雨で開始を遅らせたけど、いったん上がった雨が再度降ってきて混乱しました。
だけど午後からは晴れたし、参加したカメラマンの皆様が熱心に撮影してくれたから僕自身は結構気に入っている撮影会だったのです。
どんなに良い会場、どんなに良いスタジオを借りても、カメラマンの撮影意欲が低ければ盛り上がらない。
逆に多少会場の状態が悪かろうが、安いスタジオだろうが、カメラマンの皆さんが熱心に撮影してくれれば盛り上がれるのです。
この日は快晴で風も少なく良い撮影環境でした。
メインの団体2部開始場所のツツジがまだ5分咲き程度でしたが、とても良い撮影環境でした。
僕は団体2部開始場所で、カメラマンたちがカメラの準備をしている間の3分程度でつつじを利用した撮影をすれば、あとはスタッフに専念できる。
南雲みるさん、藤川絵梨華さんよりも手持ちの画像が少ない前田麻美さんを団体撮影会終了後に撮影しようという考えでした。

ところが団体1部を開始して、すぐに異変に気付いた。
モデルを撮影しているカメラマンがいない。あるいは少ない。
フィルムカメラからデジタルカメラに変わって、撮影しないでカメラの背面ディスプレイで画像チェックするカメラマンが増えた。
これは、普段からよくあることなので、ある程度織り込み済み。
問題はカメラマン同士のおしゃべりです。
おしゃべり好きなカメラマンが1人いて、他のカメラマンたちに積極的に話しかけている。
話しかけられたカメラマンたちは普段なら熱心に撮影してくれるけど、話に応じてしまう。
モデルと離れた場所でカメラマンたちが2人~4人のグループを作ってお喋りをしている。
他にも画像チェックで撮影していないカメラマンもいるから、撮影しているカメラマンは実質3名~5名程度、これでは盛り上がらない。
仕方がなく僕も撮影せざるを得ないのだけど、気分が乗らないから良いポートレートを撮れるわけがない。
そんな状態を改善できず、同じ状況で団体2部終了まで終わってしまった。
天候に悩まされた5月2日以上に、この日は団体撮影会を終えてからグッタリと疲れてしまいました。

「そんなに他のカメラマンとお喋りをしたいのなら、撮影会終了後に喫茶店にでも入ってお喋りをすればよい」
「ほかのカメラマンたちは好きなモデルを撮影したくて参加費を払って撮影しているであって、貴方の話を聞くために参加費を払って参加しているのではない」
「疲れているのならベンチや木陰で一人で休んでいてください。撮影時間はほかのカメラマンに話しかけないでください」

撮影会終了して帰宅してから、お喋りが多いカメラマンに対して注意をするメールを送ったところ、
どういうわけか「ビューイット撮影会から参加禁止になった」というメッセージが、対象となったカメラマンからモデルに送られた。
(今はツイッターなどでカメラマンからモデルにメッセージを送られるのでやりにくい)
10年以上前からビューイット撮影会に参加していた、そのカメラマンはその後、一度もビューイット撮影会に参加していない。
SNSをやっているけどポートレートの掲載はほとんどなく、元々お喋りが多いカメラマンだったので自主的に参加しなくなったのは構わないけど、
今後は、お喋りが多くて他のカメラマンの邪魔になっているカメラマンについては途中で帰ってもらうことにします。