有限会社ビューイット

ビューイット撮影会の代表が撮影会の合間に撮影した画像を掲載しています。
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2012年5月5日  櫻和恵少人数制撮影会   前へ  上へ  後ろへ

櫻和恵


参加者  1部ー1名(個人撮影)   2部ー3名(満員御礼)


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復活させた新人の登竜門的な撮影会です。
僕の車が5人乗りなので、カメラマンは3名しか乗せられません。
だからカメラマンの定員は3名です。
しかし4名の申込がありました。しかも1部個人撮影に参加するカメラマンが車を出してくれます。
つまり2台の車で10名が移動できます。定員を増やすことも考えましたが、最初の予定通り定員3名で開催しました。

集合場所の駅から2台の車で移動します。
会場近くの駐車場は満車で停められません。
少し離れた駐車場に車を停めて、僕は2部に参加するカメラマン達を迎えに駅へと向かいました。
ここまでは順調。しかしこの後に問題がありました。

2部に参加のカメラマンを乗せて駐車場にたどり着いたときは満車で入れられない。
やむなくかなり遠くの駐車場に停めました。
そこから集合場所まで20分歩きました。快晴で汗が流れ落ちます。

というわけで2部は30分遅れで開始、更に問題が発生しました。
一昨日と昨日の雨で土砂崩れが起こり、通行止めにより会場の一部が立ち入り禁止となっていることを1部に参加したカメラマンから知らされたのです。
立ち入り禁止の場所には1番目と2番目の撮影ポイントが含まれていました。
コースの変更をしなければなりません。
ところが撮影自体は凄く順調でした(20分遅れだけど)

まだツツジが残っていて、可憐なシャガの花が咲いていて、というよりも櫻和恵さんが魅力的なのです。
表情が良くて、撮影しているカメラマンまでが楽しい気持ちになれるし、レフを持って光を当てている僕も楽しい気持ちになれます。
これは櫻和恵さんの才能でしょう。
その上、気配りができます。カメラマンに対しても通行人に対しても気配りが出来ます。凄くいい娘ですね。

茶屋で一旦休憩を摂ります。昼食の時間が遅いので軽く食べます。
この後行くはずだった1番目と2番目の撮影ポイントは立ち入り禁止になっているので、滝の前へ案内しました。
ここで少し撮影。背景の滝が暗くて明暗差が大きいので、1枚のレフは櫻和恵さんに当て、もう1枚で滝を照らしました。
僕はレフ板持ちを頑張っています。

続いて手前の古民家で撮影しました。 この会場は魅力が多くて時間不足になり、手前の古民家は省略されてしまうことが多いのですが、久しぶりに利用してみて、その魅力に驚かされました。
勿論、櫻和恵さんが魅力的だからです。
もう大学を卒業して社会人ですが、まだまだ田舎に帰った都会の大学生の夏休みという感じです。
いや、十分高校生で通用します。

この後、欲を出して藤棚に行ったのですが、ここは人が多くて撮りにくかったですね。
少しだけ撮影をして駐車場へ向かいました。

僕の車は遠くの駐車場に停めてあるので、1部個人撮影に参加したカメラマンの車に全員が乗ってレストランに移動します。
このときは、本当に車を出してくれたカメラマンに感謝しました。御陰でまた20分も歩くことなくレストランにたどり着きました。
(本当は2つ目の会場で撮影をしてから昼食ですが、時間が遅れているので先に昼食にしました)

今日参加したカメラマン達にとっては何度か来たカフェです(大村由衣さんとか東愛美さんの撮影でも利用しました)
しかし櫻和恵さんにとっては初めて行くカフェでした。
アンティークな雰囲気に喜んでもらえました。
僕たちが入ってカフェは満席となり、料理が出てくるのを待っていると、次の客が入ってきました。
カフェのマスターから個室に移ることを提案されました。もちろん喜んで個室に移りました。
12人は入れる大きな個室を5人で占領。アンティークで上品な家具に囲まれ、広い空間でゆったりと会食を楽しみました。
櫻和恵さんの大喜びです。
どのモデルにも喜んでもらえるので、僕はこのカフェへモデルを連れてくるのです。
凄く楽しい時間を過ごしました。

この後はカフェの周りで撮影しました。ムラサキハナナはまだ健在です。ポートレートに向いているので好きな花です。
それから菜の花畑へ移動。
お花畑で撮影されるのは始めてということで、櫻和恵さんは喜んでくれました。
そういえば過去の撮影会でも花畑の中で櫻和恵さんを撮るという企画はあったのですが、前年なことに花が咲いてなかったのです。
黄色に輝く菜の花と櫻和恵さんの笑顔、シャッターが次々と押されます。

それでこの後が企画の段階ではメインの会場ですが、朝集合前に僕が下見をしたときはツツジが3部程度しか咲いていませんでした。
でも工夫次第で華やかな撮影が出来るので移動しました。

時間がずれたこともあり太陽が思ったよりも西にずれて低くなっているのでフレアが入りやすいという欠点はあったけど、更に期待していた平戸ツツジが3部程度しか咲いていないという欠点があったけど、ここでも楽しく撮影しました。
櫻和恵さんさえいれば楽しいのです。櫻和恵さんは最高です。

上機嫌で僕は櫻和恵さんに話しかけた。
「ねぇ、由衣さん!!」

言ったあと自分でも「しまった」と思った。
周りにいたカメラマン達も「あ~、やっちゃった」などと言っている。
櫻和恵さんもショックを受けている様子。
「由衣さんは大事な主力モデルですからね」

それはそうだけど、櫻和恵さんだって大事な主力モデルですよ。
決して大村由衣さんのことを考えていたわけではありません。
ずっと櫻和恵さんのことを考えていたのです。櫻和恵さんの御陰で今日は成功したのです。

撮影会が全て終わり、30分遅くなったことを詫びて残業代を支払おうとする僕に櫻和恵さんは言いました。
「いや、残業代はいいですよ。藤岡さんも良くやってくれてるし、私も楽しかったから」

櫻和恵さんは本当にいい娘です。