ビューイット撮影会の代表が撮影会の合間に撮影した画像を掲載しています。
モデルの名前をクリックすると別窓でスライドショーのページが開きます。
プロダクションは、人材を育ててテレビや映画や雑誌などのメディアに送り込むことで収入を得ています。
つまり、プロダクションはエンターティメント業界に人材を送り込むプロです。
僕も若い頃はプロダクションに所属していました。
プロダクションではワークショップという名前の研修会があり、所属しているタレントはお金を払ってワークショップに参加します。
僕も何度かワークショップに参加したことがありました。
講師の説明で印象に残っているのは「トム・ソーヤ―のペンキ塗り」です。
いたずらをして叔母さんに叱られたトム・ソーヤ―は罰として塀のペンキ塗りを言いつけられる。
ペンキ塗りをやりたくないトムは、友達の前でわざと楽しそうにペンキを塗った。
そうすると、友達は自分もやりたいと言いだしてきた。
「おばさんに叱られる」という理由でトムが断ると、友達はトムにプレゼントを渡してペンキ塗りをすることができた。
トムにプレゼントをした友達が楽しそうにペンキ塗りを始めると、それを見ていた友達もペンキ塗りをしたいと言ってプレゼントを持ってきた。
時間が経つにつれて、ペンキ塗りをしたいという友達は増えたので、トムはペンキ塗りをする必要がなくなった。
こうして、トムは仕事をさぼることができ、たくさんのプレゼントまで手に入れた。
本当は仕事だけど楽しそうにしていると、
観ている人たちが自分も参加したくなるという話です。⇒トム・ソーヤ―のペンキ塗りの説明
「一生懸命に仕事をしている」
「演技を頑張っている」
そう思われてはいけない。
テレビドラマにしても、広告の仕事にしても、バラエティ番組の観覧という仕事にしても、プロダクションから派遣された人は演技をしています。
だけど、演技をしているようにみえては絶対にダメ、仕事をしているように見えたら絶対にダメ。
トム・ソーヤ―のペンキ塗り具体例
ミノルタのCM コカ・コーラのCM
ビタミンレモンのCM バーモンドカレーのCM JALのCM
大谷翔平選手も楽しそうに見えるけど、本当は仕事をしているのです。
凄く楽しそうに見えるでしょう?
出演している人は本当は仕事をしているけど、楽しそうにしているから観ている人も参加したくなるし、商品を購入したくなる。
週刊マガジンの表示
いずれもプロカメラマンが撮影した画像です。プロが撮影した画像や写真は凄く楽しそうに見えます。
スポーツでも今年のオリンピックではカーリングチームの作戦会議がもぐもぐタイムとして人気を集めた。
本当は仕事をしているのだけど、楽しそうに見えるから人気が出る。
長寿番組の笑点の大喜利コーナー:笑点メンバーは本当は仕事をしているのだけど、仲間同士で楽しそうに見える
鉄腕ダッシュ:TOKIOは本当は仕事をしているのだけど、仲間同士で楽しく遊んでいるように見える
VS嵐:嵐は本当は仕事をしているのだけど、ゲストたちと楽しく遊んでいるように見える
人気者を思い出してください。
その人はトム・ソーヤ―のペンキ塗りを実行していませんか?
撮影会も同じです。
撮影会で人気があるモデルはトム・ソーヤ―のペンキ塗りを実行しています。